投資顧問サービスについて考察するブログ

様々な投資助言サイトについて考察していきます。

株式会社PLUSSOが営む投資顧問業とは?

f:id:amonline201607:20180409162638j:plain

投資顧問業とは何か?

投資顧問業とは、投資家(顧客)に対して、株式投資等の投資助言・代理を行う業務です。具体的には、有価証券にかかわる投資判断についての助言を行うものであります。投資顧問業を行うには、金融商品取引法第29条に基づく登録を受ける必要があります。

金融庁への登録を行うには、監督上の評価項目と諸手続きが必要となり、厳格な人的要因を満たさなければなりません。特定の国家資格などが必要になるわけではありませんが、投資顧問業務を行うにあたり、十分な知識、及び経験を有する役員又は使用人の確保が必要となります。

どのような企業でも登録を行えるわけではなく、一定の審査基準をクリアーしなければ登録は認められません。

大まかには下記の手順を踏む必要があります。

申請書の提出(登録免許税15万円)→登録→営業保証金の供託(500万円)→理行補償金供託の届け出→金融ADR対応→業務開始

こうした流れを踏み、標準処理期間はおおよそ2か月程の期間がかかり、金融庁が登録を認めた業者には金商番号が与えられ、これが所謂【金商あり】の業者となります。投資顧問業者のなかには、金融庁への登録を行わず、違法に営業を行っている業者が少なくないというのが実情です。

詳しくはこちらを→登録に係るQ&A(投資助言・代理業):財務省関東財務局


2018年3月には、無登録業者が顧客から約37億円を受領していたとして、証券取引監査委員会が、金融相避妊取引法に基づき業務禁止命令を出すよう東京地裁に申し立てを行ったという報道が伝わっています。

この件に関して、財務局が以前から何度も警告してきたとのことですが、金融商品取引業者として認められていない業者を取り締まる法律というものがないため、警告程度しか行うことができなかったとも考えられます。また、警告を受けると直ちにサイトを閉鎖し、新たにサイトを立ち上げるという形で運営を継続させている違法業者も多いのではないでしょうか。

よって、投資顧問を利用する際に、金商登録を行っているかは必ず確認したいポイントとなります。