投資顧問サービスについて考察するブログ

様々な投資助言サイトについて考察していきます。

投資にはリスクがあることを忘れてはならない。

投資には必ずリスクがある。

投資を誘致する謳い文句には「必ず儲かるからお得」なような印象を与えるものが多いですが、100%絶対に儲かる投資はこの世に存在しません。株だけにかぎらず投資には必ずリスクがあります。

株をしている人なら『相場に絶対は無い』という言葉を聞いたり目にしたことはあるかもしれませんが、実際に相場に絶対はありません。しかし、投資そのものには『絶対にリスク』が存在します。

このことを認識しておかないと、思わぬ損失を被る結果を招く恐れがあるため、心に深くご留意しておいて欲しいです。逆にこれを理解していれば、『絶対に儲かる』等の勧誘をしてくる投資の詐欺にひっかかる可能性も低くなるはずです。

 

詐欺的な勧誘には注意する。

投資顧問の中には詐欺的な勧誘を行う業者は少なくありません。特に無登録業者などは「金融商品取引法」など関係ありませんし、投資家保護という観点が欠如しているため、平気で詐欺まがいの勧誘を行うことがあります。

しかし、上述したとおり、投資には必ずリスクが存在するため『必ず儲かる』ことは有りえないと心得ていれば、そのような詐欺的な甘い誘惑も回避することが出来ます。知らなければ言葉巧みな勧誘に騙され「絶対に儲かる」と信じてしまうケースもあるでしょう。

そもそも、投資パフォーマンス向上のため「投資顧問」を利用する人は少なくありませんが、投資顧問を利用しているから必ず儲かるという訳ではありません。勝率を上げるために投資顧問を利用するのは良いですが、投資顧問を利用したからといって勝利が保証されるわけではありません。

 

投資には自己責任の原則がある。

また、投資顧問の利用に関して言及しておきたいのは、投資には自己責任の原則があるため、助言の通りに株取引を行い損失を招いたとしても、その責任を助言者に追及することはできません。

投資顧問には有料で助言契約を結ぶものもあります。お金を払って助言通りに取引をしたのに結果損失を招いた、ということになれば憤りも激しいでしょう。それこそ騙されたような気分になってもおかしくありませんが、投資判断は最終的に自分で決断する必要があるため、責任は追及できないのです。

こうした原則を逆手にとり、言葉巧みに顧客をその気にさせ有料契約に促しておいて、結果、顧客が損失を被ったとしても『投資は自己責任だから仕方ない』と言い逃れするような業者が存在するのも事実でしょう。

言葉巧みに勧誘しておいて、損をさせても知りませんは法律的にはお咎めが無かったとしても、道徳に反する行いです。しかし、そのような詐欺的な営業を行っている投資顧問の存在は少なくないと見ています。


詐欺などの犯罪が増える理由。

2018年現在、景気は回復したと度々ニュース等で目にしますが、実際には格差が広がる一方で一部のお金持ちがよりお金持ちだけになっているだけ。貧しい暮らしを強いられている人口は増加しているのではないでしょうか。格差が広がるのは資本主義の宿命でもあるため、これは仕方のないことではありますが、政府やメディアはその実態を示す必要があると思います。

日本は、数字的にみれば景気回復しているかもしれませんが、貧しい人の母数は増えているという現実が、少子化等のあらゆる問題に発展しているのではないでしょうか。お金がないから結婚したくても出来ないという事実もあるかと思います。

また、貧しい人が増えると犯罪や詐欺が増加すると言われています。事実、オレオレ詐欺などを台頭とする特殊詐欺の件数は、2009年以降増加傾向にあります。

何故、景気が回復しているのに犯罪が増えるのでしょうか?その事実が実態経済を物語っています。物事はこのような俯瞰で捉えることで真実が見えて来るのではないでしょうか。