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2019年は株価崩壊の年?VIP投資顧問は売り推奨もしてるのか

一部アナリストは2019年を株価崩壊の年としていますが、個人的には株価が暴落するのはまだもう少し先の話で、2019年中は日経平均2万円前後で横ばいの推移が続くと推測しています。

SNS等でも、もうすぐ株価が暴落するといった無責任な扇動が出回っているようですが、2020年頃まではどうにか今の水準を保っていくのはでないでしょうか。

さて、株は価格が上げても下げても利益を狙うことができる投資ですが、仮にこれから下落トレンドが開始するとして、VIP投資顧問は売り推奨をしているのかという点について記述致します。

結論から申し上げると、現状では買い推奨がメインとなっており、売り推奨は行われていません。しかし、もしこれから下落トレンドに入っていく場合には、売り推奨のスタンスを取る可能性が大きく考えられます。

なぜなら、株で重要なのはトレンドに逆らわないことだからです。2012年以降は強い上昇トレンドになったため、相場自体が上向きなので理屈としては買っていれば儲かるといった環境です。つまり、下降トレンドであればその逆で、売っていれば儲かるということです。

日経平均は、昨年10月以降は上値を切り下げての推移となっているため、すでに今の相場環境では売りスタンスで大きな利益を得ている投資家も少なくはなさそうです。

本記事を書いている1月半ばの状況では、昨年12月26日に付けた安値18948円から反発の動きとなり、ジワジワと下値を切り上げての推移となっています。このまま回復となると、再度下値を探りにいくかは神のみぞ知るところです。

この先は、売り推奨のスタンスを取る投資顧問も増えてきそうですが、現状ではまだまだ買推奨でのスタンスが多いのではないでしょうか。そもそも、株は買ってナンボの投資であり、売って利益を出すというのは単なるギャンブルのような感覚にもなるので考えものだとはおもいますが…

それよりも、相場が大きく崩れてくると個人投資家が市場から離れていく可能性も大きいため、投資顧問の需要そのものが低下することも予測されます。投資顧問は相場が上向きだからこそ成り立つ職業のようにも感じます。

顧客を掴んでおくには、顧客の利益になるサービスの提供が必要です。この先、VIP投資顧問に限らず、現状では数多く存在する投資助言業者が、一体どのようなサービスを打ち出してくるのかも見どころでしょう。