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株と相場とVIP投資顧問の動向

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相場の動向

 

2月相場も間もなく終了です。日経平均は昨年2018年の12月安値から堅調に下値を切り上げての推移となっており、順調に戻り相場を演じていますが、目先的には調整があることを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。

 

まず、3月~4月にかけて市場には大きな動きが出てくる可能性があります。なぜなら、2019年の春からは『バーゼルⅢ』が厳格適用されるからです。バーゼルⅢとは、銀行の資産に総合的な評価が行われ、その総資産に対して一定割合以上の自己資本を維持することが強制される自己資本規制になります。

 

この規制がはいることで、銀行がお金を貸さなくなると中小企業の倒産が相次ぐ可能性があります。また財務体質が脆弱な地銀などがメガバンクに吸収されるという動きも予測されるため、金融機関は大荒れとなるかもしれません。市場のホットトピックはもっぱら、貿易などトランプ大統領の政策ですが、バーゼルⅢの適用が市場に混乱を招く可能性があることをここで指摘しておきたいです。

 

とはいっても、日本の相場は政府と日銀によって意図的に形成されている官製相場であるため、3月~4月頃に大きな調整を迎えたとしても、2019年7月に行われる参院選挙に向けて再度株価は上昇していく公算が高いと見ています。ただ、もう少し規模を大きくしてみてみると、2020年の大統領選挙までは大崩壊を迎えることはなく、多少荒れながらも継続されていくのではないでしょうか。

 

本当に怖いのは2021年以降、その時に備えて一部の資産は金などの現物資産に換えておく方が良いかもしれません。様々な国の景気減退や財政破綻のリスクが囁かれているため、金の価格はジワジワと上げ続けています。株だけではなく、現物資産にも目を向けておく必要がありそうです。

 

上述したように、間近に日経平均はそこそこ大きな調整を迎えるかもしれませんが、日経平均が調整しても個別銘柄単位で見れば元気な銘柄がたくさんあります。特にバイオ関連が新興市場を牽引しています。稼ぐチャンスは大いにありですから、市場の動向に乗り遅れないようアンテナを張り巡らせておきましょう。

 

VIP投資顧問では2月から新たに“成功報酬プラン”が開始されており、好評のようです。プロの支持により売買を行うプランであるため、銘柄選びや取り組みで困っているならチェックしてみるのも一考でしょう。