投資顧問サービスについて考察するブログ

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プラッソは優良なのか?悪質なのか?

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株式会社プラッソは【投資助言業者】として優良なのか、悪質なのかといったことに関しては、サービスを利用した顧客によりけり、それぞれ印象が違うというのが実際のところでしょう。

よって、個人の感想といった点から言えることは、人ぞれぞれであり、賛否両論ということが言えます。しかし、社会通念上でこの点を判断するならば、少なくとも悪質とは言い難いでしょう。

plussoは金融商品取引法という厳しい法令のもと、投資助言行を長年継続させてきているため、過去に行政処分が下された経緯もあります。

その点だけを掻い摘んで「悪質」と見る人もいれば、監督官庁の手入れが入り、行政処分が下され改善に努めたからこそ信用が上がったと捉える人もいるでしょう。

過去に行政処分が下された理由の1つが、「不当な広告行為」というものですが、金融商品取引法では、投資家の保護をはかるため、金融商品取引業者が行う広告を厳しく規制しています。

これは投資助言業者に限った話ではなく、大手銀行などの金融機関においても、著しく事実に相違する表示や顧客を誤認させる表示が認められたとして、公正取引委員会から排除命令を受けるといった事案が発生するほどほどです。

プラッソに関しては、役員及び従業員のコンプライアンス意識・認識が不十分であったこと、内部監査態勢も不十分な状態にあり、断定的表現及び誤認表記と受け取れる商品提供、及び契約広告会社を介し、業界指針に沿わない状況のまま広告配信を行っていたことが認められたため、行政処分がくだされました。

そして、その後は改善に務めたことで、当局から運営の再開が認められたため、現在も運営を継続させています。

このように、金融取引業者である投資助言業者は、厳しい法令や規制のもとで運営を行っていかなければならないため、「悪質」な運営を行っていれば指導や処分を受けることは勿論、その後の改善等が認められない場合には、金商登録の登録取り消しなどの処分が下されてしまうという現実を鑑みれば、plussoが行う投資助言行が「優良」なのかは「悪質」なのかは、自ずと見えてくる部分なのではないでしょうか。